鳥類の中でもカラスは特に頭の良いことで知られています。動物は威嚇や求愛などを様々な鳴き声やポーズで表しますが、カラスが発する言葉は少なくとも40種類あるといわれています。

カラスの鳴き声

音声を視覚化したグラフに出来る装置「ソナグラフ」を用いてカラスの鳴き声のパターンを分析した結果、鳴き声の種類はおよそ40語あることが分かりました。この結果を応用して、宇都宮大学とIT関連企業である株式会社ハイアテックは、共同してカラス撃退の装置を開発しました。

この装置はカラスのふりをして「警戒・威嚇・恐怖・逃避」といった言葉を流し、カラスがその場所に近づかないようにするというものです。

カラスの頭が良すぎるがゆえに、人間もその対応に追われているのです。