体の大きさに対しての比率でいえば、人間よりも脳の大きさが大きいとされる鳥類はいくつかいます。その中でも特にカラスは賢い生き物です。信号機の意味を理解するほどの賢さと、人間の顔を覚えれるほどの認識能力を兼ね備えています。

カラスの賢さ

中でも2014年の研究結果によって、自我を抑制することができる能力が分かっており、注目が集まりました。

実験では、まずカラスに少量のエサ差し出します。次にそのエサとは別に、そのカラスの好物を差し出します。カラスが最初のエサと二番目の好物を交換することができるチャンスは一度きりで、その条件は一定時間エサを食べずに待ったときです。

この実験の結果、カラスは好物のエサが出てくるまで自 分の欲求を我慢することが判明しました。

ちなみに二番目に出されるエサがエサの場合、先に出されたエサをさっさと食べてしまうことも確認されています。