花から花へと飛び回り、せっせと蜜を集め回るミツバチ。今回の雑学は、そんなミツバチのお話です。

ハチミツ一口はミツバチ数十匹分

花の蜜そのものはサラリと水っぽいものです。この蜜をミツバチは体内へと取り込み、成分を変化させて巣の貯蔵庫へと貯蓄します。巣で貯蔵が行われると、4倍に濃縮されます。つまり体積も4分の1になってしまいます。

ミツバチは蜜を集められる夏の間、その寿命はわずか2ヶ月ほどしかありません。この間に集められる蜜の量はなんと5g。

つまり1kgのハチミツを集めるためには、濃縮される前の量の4kgを集めなければならず、800匹分のミツバチが働いているのです。

栄養満点のハチミツ。その裏には沢山のミツバチの命があることをお忘れなく。