ヨチヨチと歩く姿がとても愛くるしいペンギンですが、その短いとされています。しかし実は意外にもその足は長いと言われたら、信じることが出来ますか?

ペンギンの生態

ペンギンは南極にしか生息していないと思われがちですが、現存する18種の内、南極に住んでいるのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種のみです。その他の種は南アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなど、意外にも世界中でペンギンは生息しています。

いずれのペンギンも直立して歩くことから「人鳥」とも呼ばれます。その足は非常に短いイメージですが、実はペンギンの足は分厚い皮下脂肪の下に屈折して隠れているのです。丁度、人間が体育座りをしている状態で、足首から下だけが表に出ていると言えば分かりやすいでしょうか。

なぜこのような進化を遂げたのか、それにはやはり寒さ対策が関係しています。ペンギンの体内に隠された足の付根には、ワンダーネットと呼ばれる網の目に張り巡らされた血管があります。このワンダーネットは熱交換の機能を備えており、皮膚が凍傷にならないようになっているのです。

足が短いとこの熱交換のシステムが上手く機能しないため、ペンギンは足を短くする進化を選ばず、体内に収納してワンダーネットの効果を得る進化を選んだのです。