1971年に誕生した日清のカップヌードルは、現在では世界80カ国で販売され、2016年には400億食を達成しました。発売当初から変わらぬ味を提供し続けているカップラーメンの王様ですが、そのパッケージデザインにはちょっとした工夫がされています。

パッケージに隠された秘密

カップヌードルのパッケージデザインは、大きく「CUP NOODLE」と描かれており、その下には小さめの文字で「カップヌードル」とルビが振ってあります。このルビをよく見てみると、なぜか「ド」の文字だけが小さく表記されているのが分かります。

日清によると、この「ド」の文字を小さくした理由は二つあるといいます。

一つは「ヌード」と間違えられやすいからというもの。そしてもう一つは、「ド」を小さくすることで英語の発音に近づけたかったことです。

この小さな「ド」は、発売当初からそのデザインが変わっていません。