同じアブラナ科アブラナ属に属する野菜で、緑色が「ブロッコリー」、白色が「カリフラワー」という見分け方が出来ます。その他にも両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

ブロッコリーとカリフラワーの違い

どちらも花蕾と茎を食用とします。花蕾というのはモコモコした部分を指します。元々はキャベツの品種改良、突然変異によって誕生した植物です。

ブロッコリー

ブロッコリーは緑黄色野菜に分類され、収穫後は低温で保存するのが良いとされます。カリフラワーよりもビタミンCが多く含まれていますが、茹でた際にビタミンCが損なわれやすい性質を持っています。

花蕾があまり密集しておらず、伸びた茎の先端に花蕾を付けます。

カリフラワー

カリフラワーは淡色野菜に分類され、収穫後は常温での保存も可能です。ブロッコリーよりもビタミンCの含有量は少ないですが、熱による損失が少ないため、調理後はブロッコリーと同程度のビタミンCが残ります。

花蕾が一箇所に密集しているのが特徴で、ほとんど生産されてはいませんが、オレンジや紫色の花蕾をしたカリフラワーも存在します。