の殻に消費期限が刻印されているものもありますが、多くは卵のパックの中に消費期限が印字した紙が入っているだけのことも。その場合は卵を冷蔵庫に移したら、パックと一緒に捨ててしまって「まだ食べられるのかな?」と不安になった経験がある方も多いでしょう。そんな時はこの方法で簡単に検査することが出来ます。

卵の簡単な検査方法

まずはボウルに水を張ります。これだけでも検査は出来ますが、より正確に判断出来るように、10%程度の塩を入れましょう。次に卵をボウルの中に入れるだけで、簡単に判別する事が出来るのです。

卵は古くなるにつれて中の水分が蒸発して比重は軽くなります。水分を失った分だけ空気が増えるので水に浮くようになります。つまり、新鮮な卵はボウルの底に完全に沈みますが、古い卵は浮かんでくるのです。

目利きによる検査

新鮮な卵を割ってみると、卵白がしっかりとしているため、黄身は広がらずに盛り上がって見えます。しかし古い卵では、卵白がサラッとしており、黄身も広がりを見せます。また、卵白の色が新鮮な卵に比べて透明になっているのも一つのポイントです。この域まで卵の鮮度が落ちると、臭いにも変化がありますので、注意して観察してみましょう。