ポップコーンのもとになるのは、コーンを乾燥させたもの。昔は作るにはコンロで温める必要がありましたが、今では電子レンジで温めるだけで簡単にポップコーンが作れます。では、缶詰のコーンを乾燥させても、ポップコーンは作れるのでしょうか?

ポップコーンの作り方

答えはノーです。ポップコーンに使用される爆裂種と呼ばれるトウモロコシで、その種類は一つしかありません。その種の名前が、まさしく「ポップコーン」なのです。

ポップコーンは油やバターをひいたフライパンなどで数分間炒り続けると、粒の中の水分が沸騰し、固い種皮が弾けてスポンジ状に膨張します。ポップコーン以外のコーンで同じことを行った場合、種皮が柔らかいために内部に圧力が蓄積されること無く皮が破けてしまうため、単純にコゲるだけで終わってしまいます。

つまり、ポップコーンを作るにはポップコーンを使用する以外にはないのです。