日本人には馴染み深い「シソ」と「大葉」。中国から伝来されたとされますが、和風ハーブとも言われるように日本食の薬味や香辛料として広く利用されています。さて、そんなシソと大葉の違いはご存知でしょうか?

呼び方が違うだけ?

シソは大きく「青シソ」と「赤シソ」に分類されます。

赤シソは梅干しを作る際に使用されるのが代表的ですが、乾燥させたものは香辛料として利用されたり、ふりかけとして食したりもします。

一方の青シソは、刺身や寿司、冷や奴などの薬味として生食することが多い印象があります。また青シソドレッシングなども人気の食品です。

それでは大葉は一体何なのかというと、青シソの葉のことを指します。シソは葉、芽、実など細かく分類され、利用されますが、その昔にシソを売る際にどの部位なのかを区別するために、青シソの葉のことを大葉と名付けたのです。