どちらもミカン科の柑橘類で、その果実は皮が緑色のままで収穫されます。サンマの塩焼きや焼きマツタケ、鍋などを食す際に、果汁をかけたり、ポン酢として加工したりして利用されることが多いです。また、その果汁はジュースやお菓子などにも用いられます。それでは両者の違いはどこにあるのでしょうか。

外見でわかる違い

どちらも旬となる収穫時期は8〜10月で、時期的に秋の味覚の心強いお供となることが多いです。しかしここまで似ている果物なのに、その生産地は異なります。両者ともその生産はほぼ一つの県で独占状態にあります。スダチは四国の徳島県で、そしてカボスは九州の大分県でそのほとんどが生産されているのです。

なによりその違いがハッキリしているのは、果実の大きさです。カボスの果実がひとつ100〜150g程度であるのに対して、スダチは30〜40g程度と、大きさが全く違うのです。

細かな点でいえば、カボスは果頂部の雌しべの落ちた跡の周囲がドーナツ型に盛り上がるので、そこでも区別することが可能です。