イカの内臓を取り除き、乾燥させた食品のことを「スルメ」といいますが、「アタリメ」という言葉も聞いたことがあるでしょう。

今回の雑学では、スルメとアタリメの違いについてご紹介します。

スルメとアタリメの違い

結論からいうと、両者は全く同じ食べ物であり、違いはありません。

その昔、スルメを販売する商人たちの間で、損をする=「スル」という言葉入っていると縁起が悪いということで、スルを当たりという字に変えて「アタリメ」と呼ばれるようになりました。

スルメは長期間保存可能な上、100gあたり334キロカロリーもあり、タンパク質、ナトリウム、銅、亜鉛、タウリンなどの栄養素が豊富に含まれている万能な食べ物なのです。

また、縁起物としても一役かっており、「寿留女」と漢字をあてがって結納品としても用いられます。