哺乳類に与えられた呼吸法である鼻呼吸ですが、実は鼻呼吸は両方の穴から息を吸っていないのです。
今回の雑学は鼻呼吸に関する情報をお届けします。

鼻呼吸は片穴ずつ行われている

これは無意識の状態での呼吸時に限ります。意識して鼻からスーッと息を吸えば、両方の穴から空気が通っていくことが分かります。しかし無意識時は鼻の奥にある骨が片方ずつ交互に閉まることによって、自然と片方の穴からしか空気を送り込まない仕組みになっているのです。

この周期はおよそ2時間に一回で、自律神経の働きによってコントロールされています。自律神経とは、呼吸、発汗、体温調節、消化、代謝などといった、体が正常に機能するように脳をコントロールしている神経です。

また、寝返りの周期もこの自律神経の働きが関係しているらしく、2時間ほどの周期があるという情報もあります。

ちなみに

口呼吸が出来るのは哺乳類の中で人間だけである。という記事も書いています。宜しければ関連記事のリンクからご覧ください。