「うわっ!」と驚くことは日常的によくある事です。このビックリするという行動を取ると、人間の体からはレモン25個分のビタミンCが消費されます。

今回の雑学では、人間の体とビタミンCの関係性についてご紹介します。

レモン1個分に含まれているビタミンCのおさらい

以前の記事で「レモン1個に含まれるビタミンCはレモン5.4個分」という面白いネタをご紹介しました。

これは、食品などに含まれている「レモン○個分のビタミンC」という表記は、20mgで定義されている。ところが実際はレモン丸々1個を食べると98mg、およそ100mgのビタミンCが摂取できるというものでした。

人間がビックリすると消費されるビタミンC

なんと人間はドキッとしたりビックリすることによって、体内から500mgものビタミンCが一瞬にして消費されるのです。ビタミンC入りの加工品であればレモン25個分。レモンを皮も含めて全てをたいらげたとしても5個分のビタミンCに相当します。

これがどれくらい大きな数字かというと、人間は一日に100mgのビタミンCしか作り出すことが出来ません。作られたビタミンCを貯蔵しておくわけですが、一回驚くごとに5日分のビタミンCを消費してしまうことになるのです。

ビタミンCの主な役割

ビックリすることもそうですが、疲れや睡眠不足など、人間は様々なストレスと共存して生きています。体がストレスを感じると、体内でビタミンCが消費されてホルモンを分泌し、このストレスに対抗しようとします。ビタミンCが不足するとストレスに対抗することが出来なくなり、体調が崩れたり病気にかかりやすい状態になってしまうのです。