テレビのリモコンや時計など、電池を使う製品は多々あります。大抵の製品は単3電池や単4電池を二個セットで使う場合が多いでしょう。この際に注意しなければいけないのは、決して新品の電池と使い古しの電池を一緒に使ってはいけないということです。

なぜ一緒に使ってはいけないのか

「電池切れだな」と思って電池を探してみると一本しかない。試しに一本だけ変えてみたところ正常に動作した。これで一安心。そう思ってはいませんか?

しかしこれは絶対にやってはいけないことなのです。なぜなら、電池は残量が多いほど放電能力が高いのですが、放電の強さはより強い方へ合わせようとします。つまり新品の電池が勢いよく放電するのに合わせようと、古くなり残量が少ない電池がその放電の強さに合わせようとします。この強制的な放電によって液漏れが発生したり、最悪の場合は破裂することがあるのです。

また、電池にはアルカリとマンガンの二種類がありますが、これらも放電能力が違うため、複数個セットで使う場合は種類を揃える必要があります。

電池交換の際は必ず「新品かつ同じ種類(メーカー)」の電池を使うようにしましょう。