店頭に並んでいる時計は既に動作しており、現在の時刻を指していることが多いですが、雑誌などの紙媒体のメディアでみられるアナログ時計の針は、必ずといっていいほど10時10分頃を指しています。これにはちゃんと理由があるのです。

なぜ10時10分?

世界中のほとんどのメーカーが採用している10時10分という数字。これは時計盤に描かれたロゴマークなどが隠れず、かつ左右対称のデザインが美しいとされているからです。また、勝利を意味する「Vサイン」の意も込められているとか。

日本を代表する時計メーカーであるSEIKO(セイコー)では、1923年以降のカタログで徹底して10時8分42秒を採用しています。

ちなみに同社のデジタル時計の場合は、10時8分59秒を採用しています。「8」の部分で数字を表すための7つのラインを全て表示すること、そしてあと1秒で時間が切り替わる躍動感を表現しているのです。