人間やめますか?薬やめますか?昨今でも合法ドラックと称して様々な違法薬物使用者の事件が世間を賑わせています。日本では麻薬覚せい剤も厳しい規制がかかっていますが、そもそも両者の違いは何なのでしょうか。

違法薬物とは

薬物はいずれも中枢神経に働きかけ、様々な効果、悪影響を及ぼします。

麻薬

麻薬は中枢神経を麻痺させ、強い陶酔感を引き起こします。麻薬の中でもアッパー系とダウナー系と呼ばれる二種類の麻薬があり、アッパー系はテンションを上げてくれる効果が、ダウナー系は気分を落ち着かせるような効果があり、いずれもとても中毒性、依存性の高い危険な薬物です。

代表的なのが、自然の葉から精製されるコカインやヘロイン、大麻やMDMAなどがあります。

覚せい剤

覚せい剤は中枢神経を興奮させる働きがあり、眠さを軽減したり疲労感を軽減してくれます。こちらも麻薬と同じく、強い依存性がある危険な薬物です。

具体的にはアンフェタミンとメタンフェタミンが覚せい剤にあたります。

効果だけを見れば体に良さそうに感じられますが、中毒になると強い幻覚症状などが表れ、とても体に良いものではありません。

国によっては薬物の規制が緩い国もありますが、間違いなく言えることは「手を出したら引き返せない地獄が待っている」という点です。