日本人は礼儀を重んじる人種と言われています。相手を不快にさせない気配りや、もてなしの態度は素晴らしいと言えるのではないでしょうか。外国人の観光客が、日本人の接客態度を見て、笑顔で接客していることに驚くという話を聞いたことがあります。日本では当たり前の行動であっても、外国人にとっては新鮮なのかも知れません。

今回の雑学では、礼儀作法を表す「マナー」と「エチケット」の違いについてご紹介します。

マナーとエチケットの違い

マナーとエチケットの違いは、その影響範囲にあるとされます。個人に対する礼儀や行儀なのか、公共の場での立ち振る舞いなのか。ということです。

マナー

運転マナーや食事のマナーなど、公共の場での礼儀作法が求められるのが「マナー」です。この場合の影響範囲は不特定多数に及びます。例えばインフルエンザの患者さんがマスクをしないで外出しているのを見たら、どう思うでしょうか。電車の中で大声で電話している人を見たら?このように不特定多数に迷惑がかかる行為は、マナー違反とされます。

また、マナーは客観的な視点で捉えられる事が大きく、社会的にこうあるべきだというルールそのものが、マナーと呼べるでしょう。

エチケット

対するエチケットは、特定の人物に対しての礼儀作法を求められます。身だしなみがなっていなかったり、デートの待ち合わせに遅刻したりするのは、エチケット違反とされます。ある特定の人物を不快にさせるといった狭い影響範囲です。

言葉の語源の違いとして、マナーは英語ですが、エチケットはフランス語であるという相違点もあります。


しかしながら使い分けが非常に難しく、例えばデートの際に、汚らしい身だしなみで高級レストランに言った場合、恋人にとってはエチケット違反ですが、その他大勢のお客さんからしてみたらマナー違反となるのです。

いずれにせよ、常識の範囲から出ないように、立ち振る舞いを考えましょう。と言ったところでしょうか。