SP」とは「セキュリティポリス(Security Police)」の略で、要人などを警護する、いわゆるボディーガードの事です。日本の場合は警視庁警備部警護課の警察官がSPを担当します。スーツ姿でビシっと決めた体格のいい人物で、サングラスをかけているといった印象がありますが、なぜ視界が悪くなるサングラスをかけているのでしょうか。

なぜサングラスをかけているのか

日本のSPは実はサングラスはかけていません。それどころか普段はメガネをかけることすらありません。服装もスーツ姿が正装というわけでもなく、群衆に紛れ込みやすい様に私服警護にあたることもあります。

サングラスのイメージはアメリカなど海外のSPです。ちなみにSP(セキュリティポリス)は日本語に訳すと「公安警察」の意味で、海外では「シークレットサービス」と呼びます。彼らがサングラスを着用する理由は、異物などが目に混入しないためと、カメラのフラッシュから目を保護するためと言われています。