師として仰ぐ人物として、日本人であれば誰しもが教えを受けたのは学校の先生でしょう。しかし学校の先生も言い方を変えれば「教師」であったり「教諭」であったりと、様々な言い方をします。これらの違いは何なのでしょうか。

「先生」と「教師」と「教諭」と「教授」の違い

先生

先生とは、何も学校の先生にだけに使うわけではありません。医者、弁護士、政治家、作家など、様々な職業の人に対して使われる敬称なのです。つまりは何かを教えてくれる人や、尊敬できる人に対して敬意を払って「先生」と呼ぶのです。

教師

教師と聞くとすぐに思い浮かぶのは学校の先生でしょう。しかし何も学問を教えてくれる人だけが教師ではありません。美術の教師や学習塾の教師、ピアノの教師、家庭教師、宗教の牧師なども教師と呼びます。学校以外の場所でも教育をする人に対して「教師」と呼びます。

教諭

あまり聞き慣れない言葉かも知れません。教諭とはかなり限定された職業の人を指します。つまり幼稚園、小学校、中学校、高等学校の先生の職業名の正式名称が「教諭」なのです。

教授

教授は答えが分かる方が多いでしょう。そうです、大学で学問を教える人の事を「教授」と呼びます。