晴天に恵まれた日のことを、気象界の業界用語では「一円玉天気」と呼ばれます。一円玉とはお金の一円玉のことなのですが、なぜ晴天を一円玉と表現するのでしょうか?

一円玉天気とは

一円玉は硬貨の中で最も単位が小さいので、これ以上細かなお金に両替することはできません。両替のことを「崩す」といいますが、「これ以上崩すことのできない」ということから、「崩れることのない天気」=「晴天」を意味するのです。

別の言い方では「ヘソ天」という言い方もします。これも晴天のことを指す業界用語で、「ヘソを出して寝ていても予報できる」=「予報が簡単」=「晴天」という意味があるのです。