日本ではの季節になると、こぞって花見客で賑わいます。日本の恒例行事であり、もはや当たり前のように行われるお花見を、歴史上で最初に始めたのはなのでしょうか。

今回の雑学では、お花見のルーツについてご紹介します。

お花見を始めたのは誰もが知るあの人物

時は戦国時代の1598年。天下統一を果たした豊臣秀吉が日本では初めてお花見を始めたとされます。

当時の日本の首都であった京都の醍醐寺(だいごじ)をキレイに整地し、700本もの桜の木を植樹しました。そのお花見には約1300人もの人が参加するという超ド級のスケールだったのです。

桜の木の植樹と、宴会の費用には当然莫大な資金がかかり、現在の金額にしておよそ40億円もの費用がかかったと言われています。

この盛大なイベントを指揮した秀吉は、このわずか数ヶ月後に、まるで散った桜の花びらを追って行くかのようにこの世を去ってしまいました。