常日頃からライバル視される東京と大阪の関係。スカイツリーが完成する前には両者を象徴するタワーであった「通天閣」と「東京タワー」についての雑学です。

東京タワーと通天閣の奇妙な因果関係

実は初めに完成したのは通天閣の方で、当時では東洋一の高さを誇っていました。その2年後に当てつけるかのように完成した東京タワー。通天閣の102メートルの記録を大幅に塗替え、333メートルという巨塔が完成。

まさに東京と大阪のバチバチのライバル関係の構図が思い浮かびますが、実は設計者は同じ「内藤 多仲」氏なのです。当氏は区役所や県庁舎、百貨店や駅の建築などにも携わる山梨県出身の一級建築士として活躍しています。