中高年のスポーツ、お金のかかるスポーツなど、少し敷居の高い印象があるゴルフですが、最近では若い選手がめざましい活躍を見せてくれています。日本では少しマイナーなイメージのスポーツですが、いたるところに「ゴルフ場」やら「カントリークラブ」が存在します。両者の違いは何なのでしょうか。

日本は世界屈指のゴルフ大国?

ゴルフの発祥はイギリスであるという説が有力ですが、他にもスコットランド、オランダ、果ては中国まで、発祥の地の説は数あり、定説がありません。日本でも昔からゴルフは盛んに行われ、この狭い島国に次々とゴルフ場が誕生しました。その数は現在でなんと2400カ所を超えるほどのゴルフ場が存在するのです。これは本場のイギリス、国土面積の広いアメリカに次いで、世界第三位の数です。

中には「ゴルフ場」ではなく「カントリークラブ」と名前が付いているゴルフ場が多く存在しますが、その違いは施設の規模によって区別されます。ゴルフ場はその名の通りゴルフを楽しめる施設ですが、カントリークラブでは本来、ゴルフの他にもテニスや水泳などの多種に渡るスポーツを楽しめる総合複合施設を指します。

しかしこれは海外でのこと。日本国内では「カントリークラブ」と名の付くものの、ゴルフしか楽しめない施設である場合が圧倒的に多いのです。