スポーツやトレーニングなどをする際に着ることの多いジャージ。その多くはズボンの裾の部分にチャックジッパー)が付いていることがあります。このチャックは一体どういった場合に役に立つのでしょうか。

チャックの役割

ジャージを着る時は運動をする時。もし運動中に怪我をした際に、ズボンをめくって手当がしやすいようにと答える方も多いでしょう。確かにそれも一利あります。

一般の人は普段は下着の上に直接ジャージを着る人が多いと思います。それではスポーツ選手などを想像してみてください。ベンチで待機している選手が出番を迎えた時や、競技を終えてユニフォームの上からジャージを着用するような場合、裾にチャックが付いている事で靴を履きながら脱ぎ履きしやすいようになっているのです。

例えば陸上選手の場合、選手はジャージを着たままウォーミングアップをし、本番直前にジャージを脱ぎます。この際にウォーミングアップで整えた足と靴のバランスを、一度靴を脱ぐ事で損なわないために、靴を履いたままジャージを脱ぐ必要があるのです。