新幹線に乗車するためには、乗車券の他に特急券も必要になります。新幹線を利用したことがある方なら分かる通り、通常の電車に比べて何倍もの料金がかかってしまいますが、何と290円で乗れてしまう区間が存在するのです。

290円で乗れる新幹線とは

新幹線で最も短い駅間は、東北新幹線の東京〜上野間で、その距離たったの3.6kmです。それでも乗車券は160円、新幹線の特急券が最安値の自由席で860円、合計1020円かかります。山手線の東京〜上野が160円であることから、特急券の値段の高さが分かります。

しかし新大阪と博多を結ぶ山陽新幹線では、たったの290円で新幹線に乗れる区間が存在するのです。その区間とは博多〜博多南で、乗車券190円と特急券100円の合計290円で乗車することができるのです。

じつはこの区間は正式には新幹線区間ではなく、在来線の扱いになっているため、こんなに安い料金で乗ることができるのです。