飛行機チケットには名前や性別など色んな情報が記載されています。英数字の羅列などもあり、一見すると何の情報なのか分からないものまで。そんな中、チケットの隅に「SSSS」と書いてあった場合は要注意です。

SSSSの意味

SSSSの記述は「SSSSコード」と呼ばれるもので、2010年からテロ対策の目的で運用が始まりました。

「SSSS」は「Secondary Security Screening Selection(セカンダリー・セキュリティ・スクリーニング・セレクション)」の略で、「二次的なセキュリティチェックの対象に選ばれた者」という意味になります。

SSSSコードが書かれたチケットを持った人は、カバンの中身の確認、質疑応答、ボディチェックなど、30分程のセキュリティチェックが行われます。

普通はFBIのリストに載っている名前と一致した場合にSSSSコードが発行されるそうですが、稀にランダムで選出される場合もあるとのことです。

もし自分の航空機チケットにSSSSコードが印字されていた場合、セキュリティチェックに時間を費やすことになるので、普段より早めに空港に向かった方が良いかもしれません。