学校や職場などで異性からちやほやされている人はいませんか?この「ちやほや」という言葉。実は間違った使われ方をしています。

今回の雑学では「ちやほや」の言葉の語源についてご紹介します。

ちやほやの意味

事典などでは「相手を甘やかしたり機嫌をとったりして、大切に扱うさま。」と出典されています。
しかしこの言葉のルーツを探ることで、使い方が若干変わっている事がわかります。

ちやほやの語源

ちやほやの語源となる言葉が使われだしたのは平安時代。今もなおその言葉を聞くことはありますが、滅多に使われなくなりました。例えば大事な娘を大切に育ててきたことに対して「あの娘は蝶よ花よと育てられて」と言います。

そうです、「ちやほや」とは「蝶よ花よ」が略されて出来た言葉なのです。

「蝶よ花よ」とは大人が子どもをあやす際に使われる言葉なのです。現代ではこれが広義になっていき、異性からもてはやされる事を「ちやほや」されるなどという使われ方に変わってしまいました。