失敗して落ち込んでいる人に対して「気にするな」という意味で「ドンマイ」という言葉をかけてあげることがあります。多くの場合はスポーツなどの場面で聞くフレーズではないでしょうか。

しかしこの「ドンマイ」は和製英語であり、海外では全くもって通用しません。

今回の雑学では 「ドンマイ」の由来と本来の意味、そして正しい使い方を紹介します。

ドンマイの由来と意味

ドンマイは英語の「Don’t mind」から来ていることは多くの方が知っていることと思います。

しかし正しい意味は「気にしないで」ではなく、「(私は)気にしていません」になるので、相手にかける言葉としてはニュアンスが全く違ってきます。

ドンマイを英語で伝えたい場合

正しく伝えたい場合は以下になります。

・Don’t worry about it

これで「気にしないで」や「心配しないで」といった意味になります。もっと簡潔に覚えたい場合は、

・It’s alright
・It’s okay

と覚えましょう。これは「大丈夫だよ」といった意味になります。

よく「Never mind」でも大丈夫と書かれていることがありますが、これは「(やっぱり)なんでもない」という意味になるので、ニュアンスが変わってきます。


海外で「Don’t mind」と言ってしまい、逆に「Don’t worry about it」と言われないよう、正しい英語を身につけましょう。