ハッピーニューイヤー。英語ではこんな簡単な文章も、日本語になると「あけましておめでとうございます」から始まり、「迎春」、「慶春」、「賀春」などと様々な言い方があります。それでは年賀状でよく使うフレーズである「賀正」と「謹賀新年」の違いを説明しましょう。

使い分け方に注意

注意すべきはその使い分け方です。前述した言葉の例は「賀詞」と呼ばれるもので、祝い事へのメッセージとして書かれる文句です。今回の例では新年を迎えるにあたっての賀詞です。年賀状に書くにあたって、誰に送るかによって使い分けましょう。

賀正

賀正とは「あけましておめでとうございます」と言った意味があります。これは非常にフランクな言い回しになりますので、基本的に目上の方に対して使ってはいけません。

謹賀新年

一方の謹賀新年は、「謹んで初春のお慶びを申し上げます」といった敬意が含まれています。目上の方にはこちらを使うべきであり、目下の方に使っても問題のない便利な賀詞になります。