「口からデマかせ」、「ガセネタ」などという言葉があります。いずれも間違った情報や嘘のなどを指す言葉ですが、そのニュアンスには違いがあるのです。

悪意があるのか否か

デマとガセを合わせて「デマかせ」になるというのはまさしくガセネタです。語源から違いを探って行きましょう。

デマ

デマの語源はドイツ語の「デマゴギー(demagogie)であると言われます。デマゴギーは単なる嘘や誤った情報を指す言葉ではなく、その嘘や情報によって感情を変化させ、何らかの行動を起こさせるという意味があります。

例えば料理屋を営んでいる主人が「あの店の料理はマズい」というようなライバル店の評判を落とす情報を流すのは「デマ」になります。

つまりその情報の中には意図的、故意的な悪意が含まれているのです。

ガセ

ガセの語源は「お騒がせ」から来ていると言われます。デマとの最大の違いは、その情報に悪意がないことです。

つまりは勘違いや思い違いから発せられた情報なのです。別の言い方をするならば、単なる噂話という捉え方も出来るでしょう。