カエルは世界中に生息し、その種類は約6500種にもなります。そのほとんどのカエルは肉食性であり、昆虫などのエサを長い舌にくっ付けて捕食します。しかしたまには間違えて異物を飲み込んでしまうこともあるのですが、その際の防御反応が衝撃的なのです。

カエルの嘔吐

エサと間違えて異物を飲み込んでしまったり、飲み込んだエサとなる昆虫に胃の内部を刺激された場合、カエルは防御反応として嘔吐をします。その嘔吐は人間のそれとは違い、自分の胃ごと嘔吐するのです。

胃はカエルの顔ほどの大きさがあり、異物を排出したあとはその胃を手などを使って洗浄し、また飲み込むという行動を起こします。

ちなみにカエルは水中で生活しているイメージがありますが、ほとんど陸上だけで生活しているものや、なんと木の上で生活している種もおり、完全に水中で生活している種はそう多くありません。