進化の過程で高い木などの葉を食べるために長く長く進化したキリンの。人間を含む哺乳類に全て存在する首のは「頸椎」と呼ばれ、生命を維持するにあたってとても大切な骨です。

人間の頸椎は7つの骨によって形成されていますが、首のながーいキリンの頸椎は一体いくつの骨によって形成されているのでしょうか。

人間とキリンの共通点

実はこのキリンも、頸椎の骨は7つで構成されているのです。

哺乳類として属する生物の種類はおおむね4300~4600種類と言われています。哺乳類の頸椎は、ごく一部の例外を除いて基本的に7つの骨で形成されています。一部の例外とは次のたった3種類と言われています。

  • マナティ(6つ)
  • ホフマンナマケモノ(6つ)
  • ミユビナマケモノ(9つ)

また、クジラなどの哺乳類は胎児時には7つに分かれている骨が、成長と共に1つにかたまるように変形していくため、これも例外と呼べるのではないでしょうか。