成長したカンガルー体長は小さい種で25cm、大きい種になると160cmまで成長します。人間の赤ちゃんは平均して2500~3000g程で出産されます。カンガルーの赤ちゃんは、成長した際の大きさからは全く想像が出来ないほど小さく、約2cm程の体長しかありません。

カンガルーの赤ちゃん

カンガルーと言えばお腹に袋があり、そこで子どもを育てるというのはご存知の通りです。カンガルーの赤ちゃんが出産した直後は、約2cmというとても未熟な状態で生まれ落ちます。初めて外の世界へ顔を出した赤ちゃんはカンガルーは、自力でお母さんのお腹をよじ登り、お腹の袋にたどり着くのです。

無事に袋の中に入ることができた赤ちゃんカンガルーは、袋の中にあるお母さんの乳首までたどり着くと、そのまま母乳を飲んでだんだんと大きくなっていくのです。

通常は赤ちゃんは産道から出てきたその日を誕生日としますが、カンガルーの赤ちゃんはいつ生まれたのか確認することが難しいため、動物園などではお母さんの袋の中である程度育ち、袋の外へ顔を出した日を誕生日としているようです。