英語ではスターフィッシュと呼ばれるように、星の様な形をしているヒトデ。世界では1700種類も確認されており、日本近海だけでも200種類のヒトデがいます。貝類を捕食したり、漁業用の置き餌も食べてしまうことから、漁業関係者からは嫌われがちな存在ではあります。その上、特に人間や地球環境の役に立つことはありません。特筆すべきといえば、その恐るべき再生能力でしょう。

ヒトデの再生能力

ヒトデは外敵に襲われたりした場合、例えば腕の一本に食いつかれたような場合では、トカゲの尻尾と同じでその腕を自分の意志で切り離すことができます。失われた腕は徐々に再生し、元の姿に戻ります。これは前述したトカゲの尻尾や、他の生物にもよく見られる再生能力です。しかしヒトデの驚くべきところはここからです。

腕を一本失ったヒトデは、その腕が元通り再生します。それでは本体を失った腕はどうなるのかというと、中枢神経が傷ついていない限り、こちらもまた再生するのです。つまり腕一本から本体が再生され、結果的に二体のヒトデに分裂、増殖するのです。この性質を利用すれば、一体のヒトデを無限に増殖させることができるでしょう。

ヒトデの存在は何ら役に立たないと述べましたが、もし将来的にヒトデをエネルギーに変えられるようなテクノロジーが生まれたとしたら、無尽蔵のエネルギーが得られることになるのではないでしょうか。