世界三大珍味といえば「キャビア」、「フォアグラ」、「トリュフ」です。この中で海産物であるのはチョウザメの卵である「キャビア」ですが、皆さんはチョウザメを鮫(サメ)の仲間だと思っていませんか?

チョウザメの名前の由来

チョウザメはおよそ3億年前から生息する、シーラカンスなどと並ぶ古代魚の一種です。体長は1~2mほどの大型魚で、アジやサバなどと同じ硬骨魚の仲間と言われます。

ではなぜ「サメ」と名付けられたのでしょうか。それはズバリ「サメに外見が似ているから」です。一見するとサメに似ている上、体表面にあるウロコが蝶々の形をしているため「蝶鮫(チョウザメ)」と呼ばれるようになったのです。

また、チョウザメと言えばキャビアだけが印象的ですが、その身もコラーゲンやタンパク質を豊富に含んだヘルシー食材として、高級魚の地位を築いているのです。