マイムマイム』は、運動会やキャンプファイヤーのレクリエーションとして、歌って踊るフォークダンスソングの定番です。この踊りにはしっかりと意味があり、ある特別な出来事が起こった際に舞い踊るのです。

マイムマイムの意味

フォークダンスは、第二次世界大戦終戦後にマッカーサー率いるGHQの教育担当者によって日本に紹介され、娯楽に飢えていた日本国内であっという間に広まりました。

『マイムマイム』の原曲はイスラエルの民謡で、「マイム」は日本語で「水」を意味します。この歌は元々、開拓地で水を掘り当てて喜ぶ人々が唄った歌なのです。

振り付けは1963年に来日したイスラエル人のグーリット・カドマンが、現地の踊り方をそのまま日本で指導し定着させたものであり、日本独自のものではありません。水を掘り当てた井戸の周りで輪になって踊り、歌いながら井戸に向かって駆け寄って行く様子を表しているのです。