漫画・アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する、鬼太郎の父親である「目玉親父(オヤジ)」。非常に博識な一面と、ユーモラスある言動を兼ね備えた、当作にはなくてはならない重要人物です。主人公の鬼太郎が常に左目を髪の毛で隠していることから、鬼太郎の目玉から誕生した妖怪と思われがちですが、そうではありません。

目玉親父は誰の目玉?

鬼太郎の左目が隠れている理由は、左目を失明しているからに他なりません。しかしその原因は作中で何度か設定が変えられていますが、「もともと無かった」という説で定着しているようです。

では目玉親父の目玉は一体誰の目玉なのでしょうか。それは、ズバリ目玉親父の目玉なのです。

目玉親父は、不治の病である「溶ける病」を患い、鬼太郎を身籠った妻とひっそり暮らしていました。しかし結局、妻ともども病死してしまうのです。残された鬼太郎を案じて、自らの遺体の眼球に魂を宿らせて生き返り、現在の姿となったのが、目玉親父なのです。

ちなみに「目玉の親父」と言われがちですが、「目玉親父」が正式な名前です。