日本でいえば『人生ゲーム』が定番のボードゲームですが、世界的に最も有名なボードゲームといえば、アメリカで誕生した『モノポリー』でしょう。このゲームは不動産を取り引きし、相手プレイヤーを破産させるのが目的であり、そのシンプルなルールでありつつも奥深いプレイヤースキルが必要とされることから、世界中で根強い人気を誇っており、世界選手権も開かれています。

モノポリー世界選手権

モノポリーの世界大会であるモノポリー世界選手権は、1973年から4〜6年ごとに開催されおり、2004年には東京大会が開催されました。世界選手権には日本人選手も参加しており、1988年のロンドン大会では日本人初となる世界チャンピオンが誕生し、2000年のカナダのトロント大会でも日本人選手が優勝しています。

現在のモノポリー世界選手権の優勝賞金は20580ドルと中途半端な数字ですが、これはモノポリーのボードゲームに用意されている紙幣の総額を足したもので、モノポリーが意味する「独占」という言葉にピッタリな優勝賞金となっているのです。