アメリカを代表する有名な漫画の主人公である「ポパイ」は、ほうれん草を食べるとパワーアップして、恋敵であるブルートをやっつける、そんなドタバタなコメディー漫画です。しかし連載当初は、パワーアップアイテムはほうれん草ではなかったというのです。

ポパイとほうれん草

『ポパイ』は1929年に『シンブル・シアター』というコミックの中で連載が開始されました。日本ではテレビアニメが1959年〜1965年まで放映され、最高視聴率はなんと33.7%を記録するほど大人気になりました。

テレビアニメではすでにほうれん草を食べてパワーアップしていましたが、コミックでの連載開始当初はほうれん草ではなくキャベツを丸々一つ食べていたのです。

しかしアニメ化される際に、キャベツは持ち歩くのに不便という理由などから、ほうれん草の缶詰に変更されたとのことです。