枝豆と聞くと日本の夏というイメージがあります。近年では海外でも枝豆の需要があり、「EDAMAME」として呼ばれて親しまれています。そんな枝豆は、枝豆独自の特殊な品種を使っているわけではなく、大豆を若いうちに収穫したものが枝豆であることを知らない方が意外と多いのです。

枝豆の品種

枝豆として栽培されているものは大きく分けて三種類あります。種皮やうぶ毛の色の違いから「白毛豆(青豆)」、「茶豆」、「黒豆」に区別されます。各品種にはそれぞれ異なった特徴があり、その数はなんと400種程あると言われています。

枝豆と大豆は収穫時期が違うだけで、枝豆を枝豆として収穫しなければ、大豆として実がなります。しかしだからといって同じ品種を栽培しているわけではありません。大豆には大豆の、枝豆には枝豆に適した品種を栽培、収穫されています。