リンゴジュースやオレンジジュース、野菜ジュースまで、ジュースには様々な種類があります。どの商品も競うようにパッケージデザインに工夫を凝らしているのですが、消費者として気になるのは含まれている果汁のパーセンテージでしょう。実はパッケージデザインから果汁の量がある程度判断できるのです。

パッケージから果汁量を知る

商品の公正で自由な競争を審査する機関である公正取引委員会では、含まれている果汁量に対して、使用できるパッケージデザインを次のように定めています。

果汁100%ジュースの場合、パッケージには写真や本物と見間違うような出来のイラストを使用して問題はありません。また、果実の断面や果汁が滴る描写も認められています。

果汁5%以上~100%未満の場合は、リアルなイラスト等の使用は可能ですが、断面などを表現することはできません。

果汁5%未満では、果物であると分かる程度のイラストを使用することは認められていますが、リアルなものは認可されません。

商品の値段である程度区別することが出来るかもしれませんが、これを知っていると数ある商品をパッと眺めただけでお目当ての商品を手にするのが楽になるでしょう。