シャキッとした歯ごたえとピリッとした辛みで、様々な料理のアクセントや彩りに用いられるカイワレ大根。カイワレ大根は、モヤシなどと同じ、いわゆるスプラウト食品ですが、収穫せずにそのまま育て続けた場合はどうなるのでしょうか。

カイワレ大根は大根になれる?

カイワレ大根に使われる品種は「大阪四十日(おおさかしじゅうにち)」という大根です。種から発芽したばかりのものを収穫することで、カイワレ大根となりますが、実は収穫せずにしっかりと育ててあげれば、立派な大根に成長してくれるのです。

カイワレ大根は平安時代の書物にも登場することから、かなり古くから食べられていたとされます。

漢字では「貝割れ」と書きますが、これは双葉の形が口を開けた二枚貝のような姿をしているから、というところから名付けられました。