エノキ・シイタケ・マイタケと、日頃口にする身近なキノコは種類がいくつかありますが、その中でもナメコは他に類をみないヌルヌルとした食感が特徴的です。このヌルヌルの正体は一体なんなのでしょうか?

ヌルヌルの正体

ナメコがヌルヌルしているのには、いくつか理由があります。まずはナメコは乾燥に弱いキノコであるということで、乾燥から身を守るためにヌルヌルで保護しています。そして寒さによって成長が妨げられるため、保温の役割としてもヌルヌルは活かされます。さらには虫などの外敵から身を守るためにも、このヌルヌルは役立っています。

キノコは9割が水分で、残りの1割が食物繊維とされます。ヌルヌルはこの食物繊維の一種の「ムチン」と呼ばれる糖タンパク質なのです。

ムチンはナメコの他にも、納豆やヤマイモ、オクラなどの食品にも含まれており、それだけでなく私たち人間の口内・胃・腸など、動物の分泌する粘液にはほぼ全てムチンが含まれています。