ミカンの皮を食べる人はまずいないでしょうが、白い筋の部分は好みによってキレイに取り除いてから食べる方も多いでしょう。今回はそんなミカンの白い筋についてのお話です。

白い筋の正式名称

ミカンは甘い柑橘類ということから漢字では「蜜柑」と記されます。その名の通り甘味度が高いのもさる事ながら、栄養価が高い事でも知られています。

白い筋は「アルベド」といい、アルベドにはコレステロール値の抑制、血流改善、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などが期待できるポリフェノールが非常に多く含まれているのです。その含有量はミカンの果実の100倍にもなるのです。ミカンの果実を包んでいる袋状の薄皮も、ポリフェノールが果実の50倍もあります。

つまりミカンは外皮を剥いたらそのまま食べるのが最も健康に良いのです。