当初は観賞用として日本に入ってきたと言われるアスパラガス。実際に現在でも観賞用のアスパラガスがあり、食用とは似ても似つかない観葉植物として成長します。食用のアスパラガスにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。これらは全く同じ品種から作り分けることが可能なのですが、その方法とはどういったものでしょうか。

アスパラガスの種類

グリーンアスパラガスは、太陽の光を浴びる事で葉緑素が作られ緑色になります。一方、ホワイトアスパラガスは。発芽後、若芽に太陽が当たらないように土を盛り、土の中で育てます。そのため、葉緑素が作られず白いのです。

アスパラガスはカロテン、タンパク質、ビタミンB群などを多く含んだ栄養価の高い野菜です。しかしホワイトアスパラガスは太陽の光を浴びないために栄養価が半分以下になっていますので、食感や香りを楽しむ野菜と言えるでしょう。