うな重やうな丼など、ご飯の上にウナギの蒲焼が乗っかっている料理には、大抵の場合「並・上・特上」や「松・竹・梅」といったランク付けがされていることが多いです。

ウナギのランク付け

例えば特上や松ランクの場合、そのウナギの産地や高級なウナギを使用しているのではないかと思いがちですが、じつは並も特上も、松も梅も全く同じウナギを使用し、全く同じ工程で調理をされています。

その違いは何かというと、量なのです。お店によって違いはあるでしょうが、大抵の場合は並で1枚、上で1.5枚、特上で2枚のウナギが、一つの器に乗っていることが多いようです。

つまりうな重のランク付けは質ではなく量の違いなのです。