宮本武蔵佐々木小次郎の巌流島での決闘は、説明する必要もないほど有名な話です。「小次郎敗れたり」のセリフと共に小次郎を斬った武蔵ですが、実は小次郎を倒したのは武蔵ではないといわれています。

本当の巌流島の決闘

一般的には、小次郎との決戦の場に武蔵はわざと遅れて到着し、苛立った小次郎の隙をついて倒したとされていますが、これは創作上のストーリーです。実際には弟子4人を引き連れて、約束通り巌流島に乗り込みました。

そこで小次郎を倒すことには倒した武蔵ですが、小次郎の傷は浅く、しばらくした後に息を吹き返してしまいます。それに気が付いた武蔵の弟子たちは小次郎を再度襲撃し、撲殺してしまうのです。

この真実を知った小次郎の弟子たちは怒り武蔵を襲撃しますが、武蔵は門司城に逃げ込み、事なきを得たのです。