女性は美への意識からカロリーを気にする方が多い印象があります。しかし現代では男性もまた、生活習慣病などによるメタボから脱却するべく、カロリーを気にしてダイエットをする方も少なくないでしょう。そんな私たちが行なっている全ての行動は、カロリーを消費して行われています。

無意識のカロリー消費

100kcalの食べ物を食べたとして、それを消費するためには100kcal分の運動などを行えば相殺されます。しかし消費しきれなかった分は、脂肪となって体内に残ります。1gの脂肪は9kcalですが、脂肪は水分など様々な成分と結びついているため、燃焼したい脂肪量に対して80%をかけて計算します。例えば1kg(1000g)では「9kcal×1000g×80%=7200kcal」となります。

カロリーを意識的に消費したいのであれば運動を行えばいいです。それでは運動を行わないとカロリーを消費していないかというとそうではありません。私たちが何気なく行っている日常生活でも、全てにおいてカロリーの消費は行われています。

洗濯や掃除などの家事はもちろんのこと、電話で話しているだけでもカロリーは消費されます。そして咳やくしゃみなどの生理現象でも当然ながらカロリーは消費され、咳は1回につき2kcal、くしゃみでは4kcalを消費する計算になります。4kcalは100mを走ったのと同じカロリーの消費量になります。