今やコンビニやスーパーマーケットやショッピンモールなど、出かけた先にATMは当たり前のように存在しており、身近に感じることが多いでしょう。セキュリティが最強のお財布といった感じでしょうか。しかしいくらセキュリティが万全でも、操作するのが人間である以上、うっかりしたミスは起こり得ます。

ATMはセキュリティの塊

ATMは取り引きを終了した際、お金の取り忘れやキャッシュカードの取り忘れが発生しないように、効果音や音声アナウンスで注意を促してくれます。しかしそのタイミングで突然知り合いに声をかけられたなど、予期せぬ事態は発生するものです。ハッと気が付いた時には、そこには現金もキャッシュカードも見当たらない……。しかし、盗まれたと思うには気が早いです。

多くのATMは、一定時間を経過しても現金やキャッシュカードが回収されない場合、自動的にATMの中に戻る仕組みになっているのです。現金の場合は、手数料も含めて口座に残高が戻りますし、キャッシュカードの場合はATMに備え付けられている電話を使用してコールセンターに繋ぎ、本人確認後にATMで受け取ることができるのです。