お札(紙幣)の寿命は一万円札で3〜4年、千円札で1〜2年程度といわれています。巡り巡ってお札が日本銀行に戻ってきたタイミングで、日本銀行の鑑査室にある銀行券自動鑑査機によって様々な検査が行われます。

超高級トイレットペーパー?

枚数や偽札のチェックを行うと同時に、汚れ具合や状態もチェックされます。合格点を得たお札は再び流通しますが、不合格と判断された場合は復元不可能な大きさに裁断されます。裁断されたお札は主にトイレットペーパーなどにリサイクルされるのです。リサイクルも難しい裁断屑は、燃えるゴミとして処分されます。